秋なのに、最近は櫻坂46の「桜月」MVをずっと見てます、ぱるまるです。
いつしかのタイミングでふと思ったんですよね。
「曲名が歌詞にない曲って何曲あるかなー」
櫻坂46の表題曲は、なんとなく歌詞に組み込まれている感覚があります。
さて、カップリング曲とかは?
ということで調べてみるとこんな感じです。
ちなみに曲名と歌詞が完全一致していないと、「曲名が歌詞にない曲」とさせて頂いております。
今回調べました表題曲とアルバム曲の47曲中、12曲が該当しました。
そこそこあるな…。さて「曲名が歌詞にない曲」はどのような楽曲なのでしょう?
なぜ 恋をして来なかったのだろう?
1stシングル『Nobody’s fault』全type収録
1stSINGLEのカップリング曲です。藤吉夏鈴さんがセンターを務める楽曲です。
MVでは花びらが舞う中、駆け抜けるメンバーの疾走感が曲とマッチしています。
2サビのところで、メンバーが糸を持って夏鈴ちゃんを囲い、複雑に絡み合い移動しながらも糸は絡まず、ばっと弾けるというところも印象的です。
手を組んで祈りを捧げているところが最初に映し出されていたり、鐘の音が聞こえてきたり、なんとなく修道院なイメージのあるMVです。
意外だった1曲
12曲の中でもっとも意外だった曲です。
サビで曲名に近いことを連呼してるのですが、
「〜して来なかったのだろう?」
ではなく、
「〜して来なかった?」
なんと「だろう?」3文字が抜けています。
ということで今回は「曲名が歌詞にない曲」とさせて頂きます!
MVを聞いてる時は曲名を連呼してて、「さすがにこれは当てはまらないだろう」と思っていましたが、ちゃんと調べてみたら、該当楽曲でしたね。
櫻坂の詩
2ndシングル『BAN』通常盤収録
坂道グループで共通言語的な『〇〇の詩』。
全メンバーで合唱のように歌い、振り付けも大きくない楽曲です。
その櫻坂46バージョン。それが「櫻坂の詩」。
ライブで流れたら、あーライブ終わるー!っていう楽曲ですね。
(櫻坂46のライブ観にいったことないけど…。)
桜も坂も出てくるけど
最初に一言、めっちゃいい曲ですよー!
エモい詩。
(エモいの使い方あってるかは分かりません。)
その前提に話を進めると、櫻坂のことをしっかりと指し示しており、歌詞の中に桜もあの坂も出てきます。
ですが、櫻坂の言葉はなく、「櫻坂の詩」は歌詞に出てきません。
なんとなくですが、あえて櫻坂と言う言葉を入れてないような気がしますね。
ほんとになんとなくです。
思ったよりも寂しくない
2ndシングル『BAN』type-D収録
山崎天さんセンター曲です。
「〜かも」、「〜かもしれない」などまだ少し戸惑いもある中、1人でも大丈夫だよー、とメッセージを打ち出しながら、ちょっと先に歩みを進めている人からのメッセージを打ち出しています。
MVでは皆で楽しそうに笑顔で踊る楽曲になっています。
youtube公式チャンネルにMVがありますので、コチラもチェック!
思ったよりも寂しく”は”ない
思ったよりも寂しくはない、んですよね。
「寂しくない」
ではなく、
「寂しくはない」
非常に細かいところではありますが、曲名と一致しておりません。
ここからは勝手な想像ですが、
「寂しくない」は寂しいを否定するだけの言葉です。ですが、「寂しくはない」は寂しさはないが、別のなにか感じるものがあるのかな?と読み取れます。
「は」が入るだけで、意味合いはだいぶ変わって来ますね。
君と僕と洗濯物
2ndシングル『BAN』type-B収録
森田ひかるさんセンター曲です。
ざっくり説明すると、
女の子を自宅に呼んだことがない男の子が、チューリップを持ってきた女の子に緊張しながらも、ああ楽しかったなー、っていう曲です。
女の子はなぜか洗濯物をたたみ始めます。そして洗濯物を干し始めます。
自宅に押しかけて洗濯物を畳んでみたりするあたり、2人はそれなりに親しい間柄ということでしょうか。ともあれ、歌詞には直接的な言い回しが書かれていませんので、色々な想像が広がります。
僕と君と洗濯物の物語
「君」と「僕」と「洗濯物」にまつわるストーリーになっています。
この楽曲には、君も僕も洗濯物も言葉として出てきますが、曲名をそのまま歌うことはありません。
ショートショートの物語のような歌詞ですね。
「君と僕と洗濯物」は、ショートショートの題名のタイトルとなっているような感じです。
偶然の答え
2ndシングル『BAN』全type収録
藤吉夏鈴さんセンター曲です。
MVは同性愛をテーマとして、最後はしっとりと終わります。
いやー、それにしてもこの曲のMVの夏鈴ちゃん。凄いシリアスです。
「なぜ 恋をして来なかったのだろう?」との振れ幅大きすぎ!
偶然の確率
歌詞の中では、偶然の確率や、答えと言った歌詞が登場しますが、これも
「偶然の答え」
と言ったフレーズは出ていきません。
渋谷で予定を変更して、ばったり意中の人に出会う確率。
確かにそんなに高くなさそうですね。
でも決してゼロではありません。
少し前の楽曲でも、その偶然を迎えるために生きてきたんだよー、と歌っています。
まあ、グループは違うんですが…。
無言の宇宙
3rdシングル『流れ弾』type-D収録
渡邉理佐さんがセンターの曲です。
浴衣?っぽい衣装に身をまとい、表題曲「流れ弾」と比べると落ち着いて踊る楽曲です。
それでもしっかりとした躍動感はありますよ。
「流れ弾」は見るからに激しいですよね(笑)。
歌詞が示すのは無言
無言の宇宙というフレーズは楽曲中に登場しません。
ただ、口に出さなくてもいいだったり、黙ったままいたほうがというニュアンスの言葉が登場しており、それはつまり、「無言」ということです。
相手の表情を「宇宙」と見立てて、様々な変化を星としています。そして、星の光をいつも見ていてほしい…。
言葉にしなくても、愛してるってこと。言葉にしたら、チープになってしまう。
「無言」と「宇宙」にはそんな意味合いがあるのかなーと思います。
Dead end
3rdシングル『流れ弾』全type収録
森田ひかるさんのセンター曲です。
ミュージカルでも始まりそうな、疾走感あふれるイントロから始まります。
MVのサムネからして、クールそうな楽曲を想像できますね。
あと、横断歩道の信号機からは降りたほうが良いですよー!
行き止まりです
deadもendも登場します。一言フレーズずつ登場するシリーズです。
ただ、deadとendとの間には別の歌詞があり、今回は曲名が歌詞に登場しない楽曲となりました。
「行き止まり」は連呼してるんですけどね。
dead endを直訳すると、「行き止まり」になります。
ただ、deadとendを分けて直訳しちゃうと、「死」と「終わり」という怖い意味合いになってしまいます。
恋が絶滅する日
4thシングル『五月雨よ』通常盤収録
山崎天さんがセンターを務める曲です。
イントロだったり、サビ前だったり、英語歌詞が妙に格好いい楽曲です。
人類と自身の恋を比較した上で、人類なんかどうでもいいぜ!という割り切っています。
自身のことで精一杯。恋する相手を想うだけで精一杯なのかなー。
え?絶滅するの?
片想い中の人が相手に恋をしており、それが叶うのかどうなのか。
ということで、歌詞の中には、明確な答えとなる「恋が絶滅する日」というフレーズは出てきません。
相手を想う感情が色々な形で進化していき、恋になったのでしょう。
そんな進化した恋が終わらずに、このまま先まで進化してほしい…。決して終わって良い訳がない!という意思を感じられます。
タイトルが恋が絶滅する日なので、恋が終わってしまったのかな…。
ところで、付き合って恋人になっても、恋って絶滅する?
僕のジレンマ
4thシングル『五月雨よ』全type収録
このシングルで卒業となりました、渡邉理佐さんがセンターを務めています。
楽曲の振り付けや、MVの構成から卒業のイメージが強く伝わってきます。
全員参加の楽曲というところも卒業というイメージを強くしているかなー、と思います。
メロディーは全然異なりますが、なんとなく雰囲気が「サヨナラの意味」と同じような感覚があります。
僕のジレンマの物語
ジレンマの言葉を何度も歌いますが、「僕のジレンマ」とは歌いません。
ですが、この楽曲は間違いなく、「僕のジレンマ」の物語になっています。
目の前のドアを開けば、新しい日々が待っていてそちらに行きたいけど、このまま君と居たほうが心地よいのではないか。
どちらの選択も尊いので、選べない様子が伺えます。
魂のLiar
5thシングル『桜月』type-C収録
表題曲「桜月」でもセンターを務めました守屋麗奈さんが、この楽曲でもセンターを務めます。
3期生を除く、メンバー全員歌唱の楽曲となっています。
スローテンポながらも、「Rock」な楽曲です。
理解できる人だけに届けばいい、と言いながら、誰も聞かない歌を歌い続けますが…。
You Liar! Liar!
他の選ばれた楽曲と同じように、Liarも魂も歌詞上に登場しますが、「魂のLiar」というフレーズで歌うことはありません。
魂のLiarということで、直訳すると「魂の嘘つき」になります。
いやー、この楽曲。前半では「理解できる人にだけ届けば良い」と歌いますが、1サビ前のLiar Liarの連呼の後は、Liarっていう歌詞は出てこなくなります。
それ以降では、本当はみんなに聞いてほしい歌を、必死で歌おうとしていきます。
つまり、1サビ以降はもう「魂」は「嘘つき」ではなくなっているんですよね。
余談ですが、黄色い服を着た女性が旦那さんと腕組んで歩いてても、怒らないようにしましょう。
摩擦係数
1stアルバム『As you know?』収録
森田ひかるさんと山崎天さんが、ダブルセンターを務める楽曲です。
アルバムのリード曲で、MVも制作されています。
MV、とてもスタイリッシュですねぇ。
サムネのかっこよさが、そのままMVに反映されているので、1度御覧ください!
その数値は?
リード曲クラスの楽曲ですが、「摩擦係数」という単語は出てきません。
「摩擦」も最後の方に1回だけ登場するだけです。
「摩擦係数」は物体Aと物体Bとの間の、滑りにくさを示す係数です。
物体Aと物体Bが変化すれば、係数もまた変化します。
「金属と地面」、「金属と氷面」では、「金属と氷面」の方が滑りやすいですよね。
物体Aが自分で、物体Bが他人として考えます。
お互いが対立したとき、つまり摩擦が生じたとき、物体Bである他人はほぼ変わりようのないものです。
滑りにくさを表す係数は変化しないでしょう。摩擦の度合いも変わりません。
ですが、自分が変化すると、摩擦係数は変化します。
そうすると摩擦の度合いは変わり、対立の度合いも変わってくるでしょう。
タイトルが摩擦だけで終わらなかったのは、そんなとこもあるのかなー。なんて思ってみたり。
話は全く変わりますが、相手を完全に打ち負かす議論は避けた方が良いとのこと。
タイムマシーンでYeah!
1stアルバム『As you know?』Blu-ray付に収録
「完全生産限定盤」でもなく、「通常盤」でもない、
「Blu-ray付」にのみ収録されています。
卒業された菅井友香さんをセンターに、1期生のみで歌唱する楽曲となっています。
過去を振り返りながら、あの頃に戻れたら…。
という歌詞を、意外とポップなメロディーでお届けしている楽曲です。
何度目のタイムマシーンか
タイムマシーンもYeah!も何度も出てきますが、
タイムマシーンでYeah!のフレーズは出てきません。
タイムマシーンですが、実際は登場していないんですよね。
タイムマシーンがもしあったなら?という話は繰り広げられます。
タイムマシーンは、懐かしい人に再会した喜びと記憶の復活としての意味合いがあるのかな?
タイムマシーンでYeah!はYeah!を繰り返してるあたり、大きい気がします。
まとめ
曲名が歌詞にない楽曲にも、しっかりとした理由が散りばめられていると思います。
表題曲に関しては、全て歌詞に曲名が含まれていましたね。
サビにて曲名が歌われると、耳に残りやすいです。
「なぜ恋をして来なかったのだろう?」
は曲名が歌詞に使われていると思っていましたが、実は違いました。
今回のように違う角度から歌詞を見てみると、より深みにハマっていきそうです。
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